学校の勉強は役に立つ?立たない?

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こんにちは。こう見えても大学出てます。山田です。

さて、よく「学校の勉強は役に立たない」と言う人がいます。事実、私も数学が苦手で、「微分積分とか何の役に立つん?」と思っていました。でも、学校の勉強はどこかで必ず役に立つというのが今の私の考えです。「学校の勉強は役に立たない」と断言されてしまうと、ちょっと悲しい気持ちになります。

特にライターは学校の勉強が大いに役立てる稀有な仕事です。当然のことながら文章を書くためには国語力が必要です。社会で習った知識も大いに役に立ちます。「1960年創業」と書くよりも、「太平洋戦争の終戦から10年が経過して日本社会が復興期から成長期に入り、『もはや戦後ではない』という言葉が生まれた1960年に創業」というように書けば文章に深みが出ます。一方で美容商品や健康食品の記事で成分を説明するためには理科の知識が必要です。

他にも海外のサイトを参照する機会もあり得るので、当然英語はできたほうがいい。話せれば海外取材にも行けるかもしれません。お金に関する記事を執筆する、あるいは自営業者として銭勘定をするなら算数・数学の知識もある程度は必要です。

日々仕事をする中で、学校で習った知識を引っ張り出したり、リサーチする中で「ああ、これ学校で習ったな」と思ったりすることは数多くあります。

他の仕事でも多かれ少なかれ文章を書いたり計算をしたりする機会はあるかと思います。私は製造業にいたことがありますが、普通に「Fe」とか「Al」とか「C」とか元素記号が出てくる世界で、金属を加工するためには、ぞれぞれの金属の特性や構造を知っておく必要があります。

このように、学校で習った知識というのは案外使う機会が多いと思います。にもかかわらず「学校の勉強は役に立たない」と考えてしまうのは、それに気づいていないか、活かそうとしてないかのどちらかではないかと思うのです。

せっかく10代、20代前半の貴重な時間を費やして勉強したことが役に立たないということほど悲しいことはありません。「役に立たない」と思い込むのではなく、仕事や生活に役立てられないかと考えることで、もっと人生が豊かになるのではないかなと思っています。

今の学生さんに対しては、「今自分がやっていることは将来必ず役に立つ」と信じて、頑張ってみてはいかがでしょうか?

とはいえ、私もそれほど勉強ができた方ではなかったですけどね(笑)

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