「検討します」の背景には「No」が隠れている

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検討に検討した結果、今後も検討の加速も検討した上で検討を重ねてまいりたいと検討しております。政治家には検討だけじゃなくて健闘をしていただきたいなと思っている山田です。

さて、岸田首相が「検討ばかり」というニュースが出ていました。SNSでは「検討使」とも呼ばれているそうです。

検討ばかりの岸田首相、最近は「検討の加速」がお気に入り…SNSは「もうなんでもあり」と呆れ声

私も「検討します」という表現はしばしば使います。特に以下のような場面が挙げられます。

・飛び込み営業や電話勧誘を受けたとき

・マルチ商法や宗教の勧誘を受けたとき

・気乗りしない誘いを受けたとき

・面倒臭そうな依頼ごとを受けたとき

どれも自分にとっては好ましい状況とはいえません。本当は断りたいけど「嫌です」と断ると角が立ちそうなケースで「検討します」と言って結論を先延ばしにします。もちろん、本当に検討が必要なケースもあるのですが、多くの場合「検討します」という言葉の背景には「No」があるのです。

もし前向きに考えているなら、「ぜひやりましょう!調整してみます!」「いいですね!具体的に詰めていきましょう!」というような言葉が出るのだろうと思います。

もちろん、コロナやロシア・ウクライナ紛争、インフレなど、極めて難しい情勢の中で、とるべき政策を熟考する必要があるのもわかります。岸田さんは慎重な性格なんだろうなとも感じます。 もうちょっと前向きな言葉があってもいいのではないのかなと思う次第です。

どうしても政治家の「検討します」には「やりたくない」という本音が透けて見えてしまいます。

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