大学は行くべき?行かないべき?

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やってることが大学生とそれほど変わらない山田です。

いや、これホントなんですよ。大学の頃、特に卒業間近の頃は家で卒論や修論書いて、たまにリサーチして、大学行って教授にチェックしてもらう。今は自宅で原稿書いて、取材に行って、クライアントさんに提出して修正対応する。中身は全然違いますが、やってる事自体はホントに大学生に近いです。

さて、前回は「学校の勉強が役に立つかどうか」について書きました。今回は大学に行くべきかどうかについて考えてみましょう。

結論から言うと、大学は行ってよかったと思っています。

「学校の勉強は役に立たない」と同じくらい耳にする言葉で「大学は遊びに行く所」というものがあります。たしかにそういう側面もないとはいえません。事実、時間はあるのでたくさん遊べます。やりようによってはニートに近い生活を送ることも可能です。ただ、友人と遊ぶ中で人間関係の構築の仕方を学んだり、違った価値観を見つけたりすることができます。

大学の講義で学ぶ知識自体は社会で即役に立たないかもしれません。しかし、レポートや論文を作成する上で理論的に物事を考え、それを言語化するという訓練を繰り返すことで、文章作成能力やプレゼン能力が上がります。

「期限までにレポート・論文を完成させる」というミッションを遂行するためには、スケジュールや進め方を考えなければなりません。会社でもプロジェクトを遂行するためには同じように段取りする必要があります。

あと私にとって大きな財産となっているのが「気づき」を得られたということです。意外と印象に残っているのが教授の「雑談」です。ある教授は「君たちは親を超えられない最初の世代であり、子に恨まれる最初の世代でもある」と言われました。まさに、経済成長が鈍化し終身雇用・年功序列が崩壊しつつある昨今、収入面で親を越すことが難しくなってきていると実感しています。少子高齢化で社会保障が危うくなっている今、将来子に恨まれるという事態もさもありなんです。今思えば教授が言っていたことが現実化しつつあり、危機感をもって生きていかなければならないと思っています。

また、ある教授は雑談で「借金」について話されていました。消費者金融で借金をするとどのような末路が待っているのか?複利で借金をするとどうなるのか?を教えてくれました。このようなことは高校までの授業では決して教えられることはありません。

人間関係を構築できる、社会で生きる上で必要なスキルを訓練できる、気づきを得られる。大学に行くメリットは数多くあり、今の人生の血肉になっていると実感しています。

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