屋号を「山田制作所」にした理由とは?

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私は「山田制作所」という屋号で活動しております。この屋号で個人事業主届も出しています。

一見すると、町工場っぽい垢抜けないネーミングだと思われるかもしれませんが、この屋号を採用した意図をご説明します。

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まずは名前を覚えてもらう

サラリーマンは「会社」という看板や、その会社で作られる「商品」という武器があります。

しかし、個人事業主となると、看板もない、商品は自分のスキルや実績、あるいは自分自身ということになります。

そこで重要なのは名前を覚えてもらうこと。

名前を覚えて、私という人物を知ってもらうことが、サラリーマン以上に重要だと考えました。

そこで、自分の名前を屋号に入れることにしました。

目立つ&何をしているのかがひと目でわかる

IT業界の会社や屋号は殆どが横文字です。

その中で、敢えて漢字を使えばインパクトがあるかなと思いました(笑)

横文字だとパッと見、何をしているのかわからない、あるいは意味さえ説明が必要な難解な単語を使っている場合もあります。

漢字で表現してしまえば、誰が、どんなことをやっているのかが一目瞭然です。

製造業に居たころは、エンドユーザー(工場系)は「●●製作所」、代理店や販売店は「●●商事」「●●工具店」という会社名が多かったのです。会社名を電話で聞くだけで何をしているかがわかり、相手がエンドユーザーなのか、商社なのかを区別することができました。

自分が何者なのかを表現するには漢字の方がわかりやすいのかなと思います。

もののつくり手でいたい

「制作所」と耳にすると、「何かを作っている所なんだなぁ」というイメージが浮かぶと思います。

私はかつて、ものづくりの会社に居ました。

金属製品という有形のものから、コンテンツという無形のものに変わりましたが、ものづくりのスピリットは変わらないと思います。

少しでも良いコンテンツや記事の作り手でありたいという想いから、「制作所」という、作り手であることを訴求する屋号を考えました。

製造業に居たから、こうした屋号名に馴染みがあるっていうのも理由ですね。

よくライター業界では「納品」という言葉が使われますが、私はこの言葉が好きですね。

物質的な物ではないけど、1つの“もの”を作り上げることで対価がいただけることにやりがいを感じます。

こだわりを見せたい

私が新卒で入社した時に教えてもらったことの1つに、「製作」と「制作」の意味の違いがあります。

私がいた部署では、どちらの漢字も頻繁に使っていました。

「製作」は、金属製品や家具といった、形があるものを作ること。「制作」はコンテンツやサイト、デザインといった形がないものを作ること。

私は「制作」を行う人間だということを表現したいので、「制作所」という屋号にしました。

ただ、設備があれば「製作」もやってみたいですけどね。旋盤とかボール盤とか、フライス盤とか…一応一通り操作方法は学びましたんで(笑)

あと、「製作」と「制作」、あるいは「特徴」と「特長」みたいな、同じような意味合いだけど、ニュアンスによって言葉を使い分けるという、細かいところまでこだわって仕事をしたいという意味も込めましました。

でもあまり屋号って使ってないかも?(汗)

実際、仕事をする時に屋号を使うことはほとんどありません。

だいたい「山田さん」と個人名でクライアントとやり取りしているので。

屋号を使うのがちょっと照れくさいなっていうのもあります。

でも、こうした理想とこだわりをもって決めた屋号だというのをご理解いただけたら幸いです。

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山田制作所のホームページもぜひご覧ください!!

http://www.writer-yamada.com/

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